神戸大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌内科学 福岡 秀規 先生
成長ホルモンは、下垂体から分泌されるホルモンのひとつです。
「成長」という名前がついていますが、成長ホルモンは小児の成長のためだけに働くものではありません。人間の一生にわたって、代謝調節に関与し、現在では免疫機能、認知機能などにも作用を持つことがわかってきました。
1) 髙野順子, 髙野幸路. GH/IGF-Ⅰの生理作用. 千原和夫他監修. 成人成長ホルモン分泌不全症の臨床.
メディカルレビュー社, 21-36, 2006
2) 中村 絵里ら,
卵胞ステロイド分泌における成長ホルモンの影響:顆粒膜細胞におけるBMPとIGF-Ⅰのクロストーク.
日本生殖内分泌学会雑誌(2012)17: 33-37
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